時間外対応について(時間外対応加算3)
当院は月・火・木・金曜 9:00~12:00、16:30~19:00、水・土曜 9:00~12:00を診療時間と定めています。13:00~15:30については内視鏡等の検査時間であり、一般診療は行っていません。厚生労働省の規定により、月・火・木・金曜 18:00以降、水・土曜 12:00以降は夜間早朝等加算が適応されます。
一般名での処方について(一般名処方加算)
当院では後発医薬品があるお薬については、患者様へご説明のうえで特定の医薬品名(商品名)を指定するのではなく薬剤の有効成分の名称(一般名)で処方する場合があります。特定の医薬品名の薬剤の供給が不足した場合にも一般名での処方により患者様へ必要な医薬品を供給しやすくなります。
(先発品・商品名での薬剤処方を希望される場合はお申し出ください)
明細書発行について(明細書発行体制等加算)
当院では医療の透明化や患者様への情報提供を推進する観点から、領収書発行の際に診療報酬の算定項目が分かる明細書を無償で発行しています。
(発行を希望されない方はお申し出ください)
医療情報の活用について(医療情報取得加算・医療DX推進体制整備加算)
当院はオンライン資格確認を行う体制を備えており、マイナ保険証を利用するなど医療DXを通じて質の高い診療を行うよう取り組んでおります。オンライン資格によって得た薬剤情報などの必要な診療情報を診察室などで確認できる体制を整備し診療に活用します。
(電子処方箋の発行や電子カルテ共有サービスなどの取り組みを今後導入していきます)
外来感染対策向上加算
当院では外来において受診歴の有無に関わらず、発熱その他感染症を疑わせるような症状を呈する患者様の受け入れを行います。院内感染防止対策として、必要に応じて次のような取り組みを医院全体として行っています。
・感染管理者である院長が中心となり、職員全員で院内感染対策を推進します。
・院内感染対策の基本的考え方や関連知識の習得を目的に研修会を年2回実施します
・感染性の高い疾患(インフルエンザ、新型コロナウイルス感染症など)が疑われる場合は、一般診療の方と導線を分けての対応とします。
・抗菌薬については厚生労働省のガイダンスに則り、適正に使用いたします。
・標準的感染予防策を踏まえた院内感染対策マニュアルを作成し、従業員全員がそれに沿って院内感染対策を推進していきます。
・感染対策に関して神戸市医師会と連携体制を構築し、定期的に必要な情報提供やアドバイスを受け、院内感染対策の向上に努めます。
短期滞在手術等基本料
当院では2024年4月より短期滞在手術など基本料1の施設基準を取得いたしました。この基準は日帰り手術において、適切な看護師などの人員配置、手術室(内視鏡室)・回復室といった施設や医療設備の充実度・緊急時の対応などにおいて、一定以上の質を確保することが求められているもので、行政が求めている基準を満たしているため施設認定をいただきました。そのため当院で行う日帰り手術(内視鏡的大腸ポリープ切除術)を行った場合には上記の基本料を加算させていただいています(内視鏡検査や組織検査のみの場合には加算はございません)。これまで以上に安全に配慮して内視鏡検査・治療を提供してまいります。ご理解ご了解いただければ幸いです。
生活習慣病管理料
2024年6月の厚生労働省の診療報酬改定で生活習慣病の中で高血圧・糖尿病・脂質異常に関して大きな変更点があります。慢性疾患、生活習慣病、また特定疾患として定められていた疾患の中でも特に重点的に高血圧、糖尿病、脂質異常が、自覚症状なしに進行すると、動脈硬化を引き起こし、心筋梗塞や脳梗塞、慢性腎臓病、脂肪肝からの肝硬変など気づかぬうちに、症状として引き起こされた際には取り返しのつかない病状に一気に進むことも有り、長期的には合併症防ぐための方策として、これまでの特定疾患との位置づけを一段上げて、上記 3疾患には生活習慣病として厳重に管理指導するよう通達があり、さらにその意識をかかりつけ医と患者が共有すべく、書面で個人に応じた目標設定、血圧や体重、食事、運動に関する具体的な指導内容、検査結果などを記載した治療計画書を作成し、初回は書面に患者様、かかりつけ医の署名が必要となりました。
これを受けて、高血圧症・脂質異常症・糖尿病のいずれかを主病名とする患者様で「特定疾患管理料」を算定していた方は「生活習慣病管理料」の算定へ移行する場合があります。
十分に、血液検査や、血圧手帳などで安定していることを確認できた患者様 (十分な観察機関が必要です)については、医師の判断のもと、28日を超える長期処方やリフィル処方を行う場合があります。
(当院の基本方針はリフィル処方ではなく28日を超える長期処方としております)